【NHKあさイチ】今こそ気をつけたい!身近な薬とのつきあい方(12月23日)

2020年12月23日

【NHKあさイチ】今こそ気をつけたい!身近な薬とのつきあい方(12月23日)

2020年12月23日(水)放送、NHK「あさイチ」の「今こそ気をつけたい!身近な薬とのつきあい方」のまとめです。

「コロナ禍で病院に行きにくい・・・」という方も多いのでは?

そんなときに頼りになるのが市販薬。

でも使い方を誤ると思わぬ体調不良に見舞われることもあります。

みなさんは正しい市販薬の使い方、どのくらいご存じですか?

例えば、薬の説明書でも禁止されている「長期服用」とは、どのくらいの日数?

また、胃腸薬や風邪薬と飲み合わせの悪い飲食物とは?

などを紹介します。

市販薬の誤った使用で、思わぬ体調不良が・・・

薬の説明書にも書かれる「長期連用」とは?

市販薬は長期での使用を想定しておらず、あくまでも短期間の対症療法として用いることが前提となっています。
主な市販薬で想定されている長期連用の日数を表にまとめました。年齢、体質や薬の製造メーカーによっても異なりますので、あくまで目安です。また、5~6日続けて服用しても症状が改善しない場合は、専門の医療機関を受診してください。

「市販薬」=「効果も弱い」「安全」・・・は大きな間違い!

医師からもらう処方薬は、ほとんどが単一成分の薬「単剤」というものです。一方で、市販薬は、多くが複数の成分を含む「合剤」です。さまざまな成分が入っていることで、さまざまな症状に効いたり、高い効果を発揮したりと、メリットもたくさんあるのですが、思わぬ副作用にあうリスクも高まりますので注意しましょう。

コロナ禍で増加 市販薬の過剰摂取

SNSで10代を中心に薬の過剰摂取が問題に

コロナ禍で人とのつながりが薄れ、多くの人が不安や孤独を抱えている今、10代の若者を中心に「市販薬の過剰摂取」が深刻な問題となっています。一部の市販薬に含まれる、気持ちを落ち着かせる成分や気分を高める成分を過剰に摂取することで、不安な気持ちを紛らわせたいというのです。

家族や周りも依存症を助長しうる

国立精神神経医療センターで、依存症治療を行う松本俊彦先生によると、薬の過剰摂取から回復するために、周囲の人が「必要以上に関わらず、薬の過剰摂取について責めることを一切しない」ということが有効なケースもあるそうです。よかれと思って家族や周りが行うことも、実は依存症回復の妨げとなりうる、ということをお伝えしました。ただし、どういった対応が望ましいかはケースによって違いますので、各都道府県や政令指定都市が運営する精神保健福祉センターや、依存症の患者・家族の自助グループなどに相談してください。

身を守るため、医師とコミュニケーション

番組では、医師からもらう処方薬の話もお伝えしました。医師とあまりコミュニケーションが取れず、処方薬をめぐって体調を崩したという方をご紹介。総合診療医の岸田直樹さんによると、医療が高度になっている今だからこそ、自分の身を守るために大切なことは「一人一人が医療の知識を持ち、医師と十分なコミュニケーションを取ること」だそうです。