【この差って何】22時〜2時が睡眠のゴールデンタイムは嘘だった!?睡眠の新常識(6月25日)

【この差って何】22時〜2時が睡眠のゴールデンタイムは嘘だった!?睡眠の新常識(6月25日)

2019年6月25日(火)放送の『この差って何ですか?』は、「睡眠」にまつわる昔と今の健康常識の差を調べました。

かつては常識と思われていたものも、今ではまったくの間違いというものがあるそうです。

例えば、22時〜2時は“睡眠のゴールデンタイム”といわれ、疲労回復や壊れた細胞の修復を促す成長ホルモンが多く分泌されるので、この時間に寝ると良いとされてきました。

しかし実は、この“ゴールデンタイム”神話はまったくの嘘!ということが判明。

さらに、次の健康常識はどうでしょうか。
➀寝る前に温かいホットミルクを飲むと、寝つきがよくなる
➁昼寝をすると夜に寝つきが悪くなる
➂枕やマットは自分の体にフィットするものがいい
➃90分の倍数で目覚ましを合わせるとスッキリと目覚めることができる

実はこれ、全部間違い!!これまで信じてきた様々な情報はいったい何だったのか…。

これから「質のいい睡眠」を目指すなら、番組で紹介する新常識をぜひ試してみてくださいね!

教えてくださるのは、梶本 修身先生

睡眠のゴールデンタイムとは

以前は、睡眠のゴールデンタイムは午後10時から午前2時と言われていました。

しかし現在では、これは間違いとされていて、「眠り始めてから最初の4時間」とされています。

ではなぜ以前は午後10時から午前2時だったのかいうと、海外のある研究期間が1991年に発表した研究のせい。

それには睡眠時間と成長ホルモンの分泌量の関係が、午後10時から午前2時の間に多く分泌されていたのです。

しかしそもそもこの時間は、寝る時間は午後10時から午前7時までに設定されており、眠り始めてから最初の4時間だったのです。

それが誤った形で広まったのでした。

いつ寝ても、「眠り始めてから最初の4時間」がゴールデンタイムです。

寝る前には冷たい飲み物を!

眠る前にはホットミルクを飲むと、寝つきが良くなると言われていました。

しかしかえって寝つきが悪くなるとのことです!

なぜそうなったかというと、赤ちゃんがミルクを飲むとスヤスヤ眠りますよね。

その状態が誤解を招いたようです。

人間は眠るときに、体の内臓などの深部体温を下げることによって眠りのスイッチが入ります。

ですが、温かい飲み物はこの深部体温を下げる妨げをしてしまい、寝つきを悪くしてしまうのです。

ですから冷たい飲み物の方が、体を冷やして寝つきをよくするのです。

冷たくしすぎるのは刺激になりますので、氷入りの飲み物は避け、冷蔵庫に入っていたものか、常温のものにしましょう。

眠りをよくするための寝室環境

冷たい飲み物の他にも、寝つきをよくするには寝室環境が大事です。

寝室の温度をあらかじめ1度下げておくと、深部体温が下がるので良く寝付くことができます。

今の時期なら、男性は25度、女性は27度くらいが理想です。

そして朝まで絶対にエアコンを消さないでください。

寝汗をかいた状態というのは、脳が体温調節している証拠です。

つまり脳が眠れていないということになるのです。

エアコンをタイマーで途中で止めてしまう方もいますが、熱中症や脱水症の原因になるので、危険ですからやめましょう。

昼寝をした方が、夜寝つきが良くなる

以前は昼寝をすると、夜の寝つきが悪くなると言いましたが、実際はそうではありません。

ただし時間が重要で、1時間以上の昼寝をしてしまうと、夜の睡眠が短くなったり、寝つきが悪くなるのです。

しかし30分以内の昼寝であれば、夜の寝つきが良くなるのだとか。

実際に4人の人で実験してみたところ、全員寝入るまでの時間が短くなったのです!

そもそも寝つきが悪くなる原因はストレス。

ずっと朝から活動していると、脳にストレスがかかってしまいます。

睡眠のリズムを作っているのも脳ですから、脳が疲れると睡眠のリズムが作れず、寝つきが悪くなってしまうのです。

そこで一旦昼寝をすると、脳のストレスがリセットされて、夜の寝つきをよくする事ができるのです。

しかし30分の昼寝をした後、目覚ましをかけてもスッキリ起きられないという方もいます。

その場合は寝る前にコーヒーを飲んでおくとベスト。

コーヒーの中には強い覚醒作用のあるカフェインが含まれています。
しかしこれが効いてくるのが30分後。

だから寝る前に飲んでおけば、昼寝をした30分後にちょうど目覚める働きをしてくれるというわけ。

またぐっすり眠れなくても5分以上ウトウトするだけでもいいのだそうです。

90分の倍数でもスッキリ目覚めるとは限らない

睡眠サイクルは平均すると90分なのですが、これは個人差が激しいもの。

60分の人もいれば、120分の人もいます。

また個人でも体調の差により、日によってサイクルが変わってくるのです。

ではスッキリ目覚めるにはどうしたらいいのでしょうか。

目覚まし時計のアラーム音で起きるのは強制覚醒といって、深い睡眠の時は驚いて血圧や心拍が一気に上がり、目覚めが非常に悪くなってしまいます。

しかしテレビのタイマーを使うとスッキリ目覚められます。

大事なのはテレビから聞こえてくる会話。

この会話を聞き取ろうとして、徐々に脳が次第に目覚めていくのだそうです。

目的の時間の10分くらい前にテレビが点くようにしておきましょう。

テレビがない場合は、ラジオやボーカル入りの音楽も代わりに使えます。