【NHKあさイチまとめ】どの色が一番涼しく紫外線カットができる?紫外線対策新商品も(6月20日)

2019年6月20日(月)NHKあさイチでは、紫外線対策の特集。
今年の紫外線対策のトレンドは「涼しく」紫外線をカットできるもの。
つくば市での計測データでは、1990年から2017年の間に、紫外線量が13%も増えているそう!
空気が綺麗になって、紫外線を遮るチリなどが少なくなっているからだそうです。
紫外線は浴びすぎるとシミやシワ、皮膚ガンや白内障の原因になります。
紫外線カットの商品をうまく使って、対策をして行きましょう。
クールな紫外線カットの新商品
含まれる冷却成分で、実際よりマイナス21度も涼しく感じられます。
さらにに気になっているのは、ボトルに入ったアームカバー。
ボトルに入れて、冷蔵庫に保存できて、とってもひんやり。
冷やすだけではなくて、水に濡らして使うこともできるんです。
服は何色を選ぶべき?
紫外線カットの商品は、黒が大人気。
他の色に比べて、黒は5倍も売れているものがあるそう。
しかしこれを服にすると、日差しを集めしてしまい、とにかく暑い!
そこで東海大学工学部 竹下秀さんにお話を伺いました。
何でも、色はついてさえすれば、薄くても濃くても紫外線をカットできるのだとか。
(つまり白はNGです!)
ですから、全身黒ずくめにする必要はないのです。
5色のTシャツでテスト
では実際に、黒・グレー・青・黄・赤のTシャツで実験をしました。
それぞれのTシャツが、紫外線をどのくらいカットするかを比較します。
すると、確かに黒が一番カットしていましたが、ほとんど差がないくらい、他のTシャツも紫外線をカットしていることがわかりました。
繊維を染めるために使っている染料が、紫外線を吸収するんですね。
この力に色の違いはありません。
どの色が一番涼しいのか?
では、同じTシャツではどれが着ていて一番涼しいのかを実験。
太陽とほぼ同じ波長の光を、30秒間当てて比較します。すると
- 黒・・・50.7℃
- グレー・・・39.1.℃
- 青・・・42.0℃
- 黄色・・・38.6℃
- 赤・・・43.1.7℃
黄色は熱の原因となる、赤外線を反射する力が強いので、温度が上がりにくいのだそうです。