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体脂肪率は脂肪の量をはかっていない!?ダイエットにうまく利用するには?
ダイエットにはげんでいるみなさ〜ん、こんにちは!
みなさんは毎日体重を量っていますか?
体重が気になりすぎるタイプの人は、量らずにやっている人もいるだばんね。
でも大抵は毎日チェックして、増減を気にしている人が多いのかな?と思います。
もちろん私もそうです笑
その時、一緒に体脂肪率も測っていますか?
体脂肪率って、体にどのくらい脂肪がついているかを示す数値だばん?
そうそう!
今回はその体脂肪率について、ちょっと知っておいてほしいことをまとめてみました。
体脂肪率は、体脂肪の量を測っていない!?
体脂肪率は、決して体脂肪の量を正確に測ってるわけじゃないって知っていましたか?
体脂肪率が測れるタイプの体重計(体組成計と言います)って、足を乗せる部分に金属がありますよね。
その金属部分から、体にちょっとだけ電流を流して、その時の電気の流れやすさで、体脂肪率を「予測」しているだけなのです。
脂肪はほとんど電気を流しませんが、筋肉などの組織は電気を流しやすい、という性質があります。
だから電気の流れにくい人は、脂肪の多い人(筋肉の少ない人)で
電気の流れやすい人は、脂肪の少ない人(筋肉の多い人)というわけ。
じゃあ、細かい「◯%」みたいな数値は、どうやって出しているだばん?
それは正確に計測したデータが体組成計の中にもともと保存されていて、それと比べているだけなのよ。
例えば・・・
女性で、32歳で、体重50キロの人が、電流の流れやすさが100だとすると、体脂肪率は平均的に25%というデータがあるとしますね。(数値は適当ですよ!)
そしてあなたが女性で32歳で、今日の体重50キロ、電流の流れやすさが100でした。
すると、体組成計は「体脂肪率25%」と判断するわけです。
体脂肪率は体内の水分量が大きく関わっている
しかし、この電流の流れやすさというのは、その時のコンディションですぐに変わるんですよ!
水が電気を流しやすい、というのは学校の理科で習ったと思います。
ということは、体内に水分が多い人も電気を流しやすいということになります。
体組成計は、電流が流れやすい=脂肪が少ない、という判断をするので、体内に水分が多くても、体脂肪率が少なく表示されるのです。
さっきの例をもう一度出しますね。
女性で、32歳で、体重50キロの人が、電流の流れやすさが100だとすると、体脂肪率は平均25%というデータがあるとしますね。
そしてあなたが女性で32歳で、今日の体重50キロ、電流の流れやすさが100でした。
すると、体組成計は「体脂肪率25%」と判断します。
その後、この人がめっちゃ水を飲んだとします。一気に2L!
すると女性で32歳、体重52キロになります。
水が増えたので、電流の流れやすさも増えて100から120に。
この場合、体組成計は「女性32歳、体重52キロ、電流の流れやすさ120」のデータだけを見て「体脂肪率22%」というような、さっきよりも低い体脂肪率の数値を出すでしょう。
電流が流れやすい人は、筋肉量が多いので、体脂肪率は低いと判断されるのです。
このように数分で、体脂肪率は簡単に変わってしまうんですね。
生理前は体脂肪率が低くなる
そんなわけで、水分が体内にあると、実際よりも体脂肪率が低いと判断されることが多いです。
生理前はむくむ方が多いと思いますが、それは体内に水分を溜め込むせい。
だから生理前は、体脂肪率が低くなることが多いです。
残念ながら脂肪が減ったわけではないんですね。
ちなみに生理前に体重が増える人は、これもまたむくみで増えた水分ですから、気にしないことですよ!
だけどホント、体重が増えるのはイヤな気分ですよね。
私もこのタイプなので、毎回自分に気にするなって言い聞かせてます。
生理だけではなく、塩分を多くとった次の日なども、体内に水分がとどまりますから、体脂肪率が低くなることがあります。
私はよく回転寿司に行くのですが、醤油をたくさんつけちゃうので、お寿司をたくさん食べた翌日は、むくんで体脂肪率が低くなることがあります。
お風呂やスポーツのあとなどは体脂肪率が高くなる
逆に体内から水分が抜けると、体脂肪率が高くなることがあります。
いっぱい汗をかくようなシチュエーションがこれに当たります。
- 長風呂をした、サウナにたくさん入った
- 激しいスポーツをした
- 暑い中、長時間外にいた
など。
それから、水分やその他色々なものが体から大量に出てしまう状態。
- ずっと便秘だったけど、久しぶりにめっちゃ出た!
- 利尿効果(おしっこを出やすくする)のある飲み物や食べ物をたくさん食べた
お酒やカフェインの多いコーヒー、お茶などの飲み物には、利尿効果があります。 - 病気や忙しいなどの理由で、一次的にご飯が食べられない(水分などは出ているのに、入ってこないので、結果体内の水分量が減る)
こんな時は体脂肪率が高く出ます。決して太ったわけではないので安心しましょう。
体脂肪率の上手な利用方法
そんなわけで、体脂肪率はすぐに2〜3%変わることがあるの。
だから体重のように毎日測って、数値の上下に喜んだり悲しんだりしなくていいのよ。
じゃあ、体脂肪率を測る必要はないだばん?
いいえ、そんなことはないのよ。
体脂肪率の上手な利用方法をこれから説明するわね。
長い目で見て、移り変わりをチェックする
一日単位だと上下が激しすぎ、よくわからなくなるけど、長い目で見て、体脂肪率がどう変わっていくか見てください。
下記は私の体重と体脂肪率のグラフなんですが、緑色が体脂肪率です。
かなりギザギザで、アップダウンが激しいことがわかると思いますが、赤い矢印が示すように、全体的には右に下がっているのがわかると思います。
グラフにするとわかりやすくていいですね。
毎日同じ時間帯に計測する
そして気をつけてほしいのは、体脂肪を率を計測する時は、なるべく毎日同じ状態になるようにすること。
何か食べたり飲んだりしても、すぐに数値が変わるから、朝起きてトイレを済ませたあとがベスト。
何かの事情でそれが無理だとしても、毎日同じ条件で測れるようにすると、移り変わりを見ていくのに誤差が少なくなります。
むくみがあるかチェックできる
むくみやすい人は、ぜひ体脂肪率をチェックすることをおすすめします。
むくむと体重が増えるので、体重計に乗って数値が増えるとブルーになりますよね。
でもその時、体脂肪率も一緒に注目して欲しいんです!
もしも体脂肪率が低くなっていたら、その体重増はただの水分増です!
太ったわけじゃありません。
そう思うと、体重増のブルーも少し軽減されませんか?
私は生理前にむくむので、体重計に乗るのが苦痛でたまりませんでした。
でもこれを知ってから「ただの水分だ」と思うと、気分的にだいぶ楽に感じるようになりました。
筋肉質の女性もぜひ、体脂肪率を測ってほしい
筋肉質の女性も体脂肪率を測ってほしいと思います。
というのも、筋肉は脂肪より重いです。
だから筋肉質の女性は、一般的な女性よりも体重が重くなりがちなんです。
そんな人が体重ばかり見て、一般的に言う「美容体重」を目指すと大変なことに。
すでに減らす脂肪がなくなっているのに、それでも重いからと無理なダイエットをすることになって、体を壊すことになってしまうでしょう。
そういう人が体脂肪率を測ると大抵低いですよ。
私もそのタイプなんですけど、160cm弱で体重は55kgあります。
それって重くない?と思う方もいますよね。
でも体脂肪率は22%しかありません。(標準範囲ですが、若干少なめな数値)
筋肉が重いので55kgもありますけど、見た目だと50-52kgくらいに見えるかな、と思います。
体重だけを見ずに、体脂肪率もあわせてチェックして、自分にぴったりの目標を見つけましょうね!
体重だけを目標にするのは、とても危険ですよ。
体脂肪率の上手な利用法まとめ
以上、体脂肪率の上手な利用方法についてご紹介しました。
毎日の数字の上下を見て一喜一憂するのはNGですが、長い目で数値を見て、正しいダイエットの目標設定には絶対必要だと思っています。
体重だけではなく、体脂肪率も測れる体組成計は、ぜひ持っておくことをオススメします。
スマホと連動して、計測をすると自動的にアプリに記録を残してくれるタイプの体組成計はとても便利。
スマホ連動はいらないよ、っていう方は安くてシンプルな体組成計はいかが?
安心のオムロン社製ですが、スマホ連携ではない場合、3000円もしません。
ガチで色々な数値を調べたい方には、体組成計のパイオニア、タニタ社から出ている体組成計はいかがでしょう?
なんと筋肉の質が分かる医療分野の技術が搭載されています!
ぜひお気に入りの体組成計を手に入れて、体重計だけでなく体脂肪率もチェックしてみてください。
繰り返しになりますが、数値に一喜一憂しすぎないのがポイントですよ!