【自主学習ネタ】昔の長さの単位について調べてみよう

2018年11月7日

【自主学習ネタ】昔の長さの単位を調べてみよう

みなさん、自主学習の題材にお困りではありませんか?
そんな方に自主学習のヒントになりそうなネタをお届けします。
このまま写しても大丈夫ですし、一部変えたり増やしたりして、ネタとして自由にお使いください。

小学三年生では算数の授業で「まきじゃく」について習います。
この「じゃく」は、漢字で書くと「尺」になり、昔使われていた長さを測るための単位でした。
今の「メートル」や「センチメートル」とは全く違いますね。

そこで、昔に使われていた長さの単位について調べていくのが今回のテーマです。

昔の長さの単位

昔に使われていた単位は、小さい単位から並べて、以下のようなものがあります。

  • 毛(もう)=0.03mm
  • 厘(りん)=0.3mm
  • 分(ぶ)=3mm
  • 寸(すん)=3cm
  • 尺(しゃく)=30cm
  • 間(けん)=1.8m
  • 丈(じょう)=3m
  • 町(ちょう)=110m
  • 里(里)=4km

随分とたくさんの単位が使われていたんですね。

いつまで古い単位を使っていたのか

このような古い単位は「尺貫法(しゃっかんほう)」と呼ばれていて、大昔に中国からやってきたものだそうです。
尺貫法は長さだけでなく、重さや面積の単位も含んでいます。

「尺貫法」は中国からやってきましたが、長い時間を経て日本オリジナルの単位となりました。
明治時代になって海外との交流も盛んになり、世界の標準に合わせるため、世界共通の単にである「メートル法」を使うことに決めました。

1885年に「メートル条約」に加入し、1921年には「尺貫法」を廃止しました。
しかし、使い慣れた単位を変えることを人々は嫌がったので、完全に「メートル法」になったのは1966年のことでした。

今でも使われている古い単位

法律で古い単位を使うことは禁止になりましたが、今でも習慣として使っている分野があります。

和裁

  • 和裁(わさい)・・・和裁とは着物などの和服をぬうことです。基本的に「尺」や「寸」を使っています。
    「尺」には2種類あって、和裁には「鯨尺(くじらじゃく)」を使っています。

設計図

  • 建築・・・家を建てる時に使われる単位も「尺」や「間」を使っています。
    和裁に使う「尺」とは違う、「曲尺(かねじゃく)」という単位が使われています。

身近にある古い単位を探そう

今でも身の回りにある、昔の長さの単位を探してみました。

曲名「アルプス一万尺」

この「一万尺」を現代の単位に直してみましょう。
1尺=30cmなので、10000尺×30cm=300000cm=3000m=3km

アルプス一万尺は「アルプス3km」ということになりますね。

ことわざ「一寸の虫にも五分の魂」

このことわざは「小さな者や弱いものも、ちゃんと感情や考えを持っているから、決して馬鹿にしてはいけない」という意味です。

このことわざを現代の単位に直してみましょう。
1寸=3cm
1分=0.3cmなので、五分は5分×0.3cm=1.5cm

ということで、このことわざは「3cmの虫にも1.5cmの魂」ということになりますね。

地名「九十九里浜」

千葉県にある海岸の名前で、とても長いことからこの名前がついたと言われています。
これを現代の単位に直してみます。

1里=4kmなので、99里×4km=396km

しかし実際の九十九里浜は約60kmです。随分と実際と違いますね。
どうしてこんなに違うのでしょうか?調べて見るのも面白そうです。

まとめ

今回の「昔の長さの単位について調べてみよう」はいかがだったでしょうか。
長さだけでなく、重さや面積、かさも合わせて調べていくと、よりボリュームアップした内容になりそうです。

「尺貫法」は最近まで使われていて、まだ身近にたくさんあります。
今回は歌、ことわざ、地名から拾いましたが、もっともっと調べてみると意外な発見があるかもしれません。