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初めて漢検を受けるお子さんも安心!基本情報まとめ
初めて漢検を受検してみようかな?と思ったお子さんと親御さんむけに、これだけ知っておくといいよ、という基本情報をまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
漢検ってなに?
漢検の正式名称は「日本漢字能力検定」です。
読んで字のごとく、漢字を「読む」「書く」といった知識がどのくらいあるかを測定するテストです。
検定時期
毎年6月・10月・2月の3回行われています。
ただしこれは個人受検と呼ばれる、自分で申し込んで決まった会場で試験を受けるタイプです。
個人受験の検定日については、最新情報をこちらのページに別途掲載していますので、ご覧ください。
他に団体受検といって学校や塾で受けられる場合と、CBT受検というパソコンを使って回答する受検の方法があります。
(CBT受検は2〜7級が対象です。子供はあまり使わないと思いますが、詳しくは漢検のサイトをご覧ください)
このページでは「個人受検」についてのお話になります。
レベル
検定内容は10級から1級まで12段階に分かれていて、好きな級を受験できます。
- 10級:小学校1年生修了程度
- 9級:小学校2年生修了程度
- 8級:小学校3年生修了程度
- 7級:小学校4年生修了程度
- 6級:小学校5年生修了程度
- 5級:小学校6年生修了程度
- 4級:中学校在学程度
- 3級:中学校卒業程度
- 準2級:高校在学程度
- 2級:高校卒業・大学・一般程度
- 準1級:大学・一般程度
- 1級:大学・一般程度
何級を受ければいい?
では何級を受ければ良いか?というと、時期と学習状況によります。
- 6月の検定であれば、前学年が出題範囲の級を受けるのが一番多いパターンです。(小学3年生なら、2年生の範囲の9級)
- 2月の検定であれば、今いる学年の漢字勉強はほとんど終わっているはずです。
ちょっとだけ先取りして全部終わらせて、現在の学年の級(小学3年生なら、3年生の範囲の8級)で受けるのがオススメです。 - 10月の検定は漢字が好きだったり、勉強が頑張れるようであれば現在の学年の級を受け、そうでない場合は前学年の級を受けるのが無難でしょう。
ちょっと判断がつかないという方は、漢検のオフィシャルページに「漢検受験級の目安チェック」というページがあります。
10問の問いがありますので、お子さんにやらせてみて、十分に正解できる級を選択してみてください。
頑張って上の級にチャレンジしてみるよ!という方は、我が子が合格したときの勉強法をまとめているのでご覧ください。
なお、別に上の級にチャレンジしなくても、普通に家庭での準備方法として参考になると思います。
どこで受けれらるの?
個人受検の場合、全国47都道府県の主要都市約180か所に設けられた公開会場に出向くことになります。
漢検の「受検会場」のページにPDFで180ヶ所が掲載されているので、事前に確認しましょう。
受検会場を指定することはできません。
そしてその受検会場は、試験日の約1週間前に送られてくる受検票に記載されています。
(受検票が来るまでは、どこで受けるかわかりません)
我が家は東京都で受けています。東京都はいくつかの区をまとめてブロック化しているので、自分が住む区が入っているブロックで受けるのが無難かなぁと思ってそうしています。
しかし自分の住む区には会場が設定されていないのか、いつも隣の区まで出向いています。
必ずしも同じ場所で受けられるとは限りません。(でもいつも福祉系の専門学校でした)
→ 級が上がってからはコロナの影響もあるかもしれませんが、商業施設のビルになりました。
検定料金
漢検定の検定料は級によって違います。
- 8〜10級:2,500円
- 5〜7級:3,000円
- 準2級〜4級:3,500円
- 2級:4,500円
- 準1級:5,500円
- 1級:6,000円
料金は申し込み時に支払います。
申し込み方法と時期
検定の申し込みは、試験日の3ヶ月前くらいから申し込みが始まって、1ヶ月前に締め切っています。
以下の場所で申し込めます。
- インターネット
- コンビニ
取扱書店取扱機関(新聞社など)
2020年第2回検定より書店や新聞社での受付は中止されています。
我が家では便利なので、毎回インターネットです。ものの数分で終了しますよ。
支払いには楽天Payが利用でき、いつも貯まっているポイントで支払っているため、検定料はある意味タダなので便利です。
インターネットでの申し込みはこちらからできます。
(別ウインドウで、キャリタス資格検定サイトの漢検申し込みページが開きます。)
受検当日の注意
我が子の付き添いで一緒に漢検会場に行ったときに、これは気を付けた方がいいな…ということをまとめてみました。
早めに会場入りする
当たり前ですが、時間に余裕を持って行動しましょう。
早く着いてしまっても、待合室が準備されていたりロビーが解放されていますので、そこで待ちながら勉強ができます。(もちろんしなくてもいいですけど)
カバンを用意する
机の上に出すものは鉛筆と消しゴムだけが認められているので、筆箱はカバンにしまいます。
机にしまってもいいですが、会場によっては机に引き出しがないところもあるので、カバンを必ず持って行きましょう。
7級以上は問題用紙を持ち帰ることができるので、それもしまうためにも子供用カバンの用意をしておくといいですね。
防寒着を用意する
会場によってエアコンの効き具合が違います。
ですので、自分にとって暑いこともあれば寒いこともあります。
またエアコンのトラブルが起こることがあるかもしれません。
そのため自分自身で温度の調節ができるようにしておきましょう。
手軽に羽織れる上着の用意など、脱いだり着たりが簡単な服装で出かけることをお勧めします。
鉛筆で受験しよう
漢検ではシャーペンの使用は可能です。
ですが漢検に限らず、ペーパー試験にはシャーペンは使わない方が無難です。
なぜなら、シャーペンは壊れたり、芯が詰まったりして、書けなくなる可能性が高いからです。
ですので、鉛筆を使いましょう。
もしくは、シャーペンの補助に鉛筆も持っていくと安心です。
消しゴムも落とした時を考えて2個用意するといいですね。
もちろんトラブルの際には試験監督の方が助けてくれると思いますが、用意をしておくに越したことはありません。
合否はどうやってわかるの?
検定の結果は、検定日の約30日後に漢検のサイトで確認することができます。
また、約40日後に郵送で結果が送られてきます。
なお、検定後10日程度で模範解答が郵送されてきます。
それを見ながらどう答えたかを思い出すか、自宅で再度問題を解いて採点すれば、ある程度の点数はわかるでしょう。
漢検の基本情報まとめ
以上「初めて漢検を受けるお子さんも安心!基本情報まとめ」と題して、漢検受検の際に知っておきたいことをまとめてみました。
これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。
なお、我が子が漢検にチャレンジした時の記録や勉強法もまとめましたので、どうやって勉強すればいいのかな?と思われている方はぜひご覧ください。