スポーツジムはコロナ後何が変わった?感染リスクのある場所はここ!実際に行ってわかったこと

スポーツジムはコロナ後何が変わった?感染リスクのある場所はここ!実際に行ってわかったこと

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新型コロナウィルス感染症は、この記事を書いている2020年10月現在でもいまだ感染者が出続けており、感染収束には時間がかかりそうですね。

しかし自粛期間も終わり、普段の生活が少しずつ戻ってきている気がします。

スポーツジムも2020年春には営業を自粛していましたが、今ではほとんどのジムが営業を再開しています。
営業を再開するにあたり、スポーツジム各社は新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐための、様々な対応を行っています。

大手8社のスポーツジムのコロナ対策を以下にまとめましたので、詳しく知りたい方はご覧ください。

大手スポーツジムの新型コロナ対策まとめ(ティップネス、コナミ、ルネッサンス、NAS、ジョイフィット、オアシス、セントラル、メガロス)

  • では実際のところ、ジムってどう変わったの?
  • どんなコロナ対策をしているの?
  • ジムでコロナはうつりそうな感じなの?

というところを個人的な観点からお伝えしたいと思います。

目次

スポーツジムのコロナ対策で変わったこと

私は2020年2月にジム通いをお休みして、9月から再開しています。

再開後は大手ジムのティップネス・コナミスポーツクラブ・スポーツクラブルネサンス他24店舗に通いました。(2020年9月~12月)

いずれのジムも対応はほぼ似通っており、コロナ前とは以下のような違いを感じました。

コロナ後のスポーツジム変更点① 館内での過ごし方

入館時に検温・手指の消毒・マスク着用が義務付けられています。

特に検温とマスク着用は必須で、入り口で検温しない人、マスクをしていない人は入館できません。

マスクは館内では着用したまま運動しなくてはならず、外していいのはロッカールーム、シャワー・お風呂、プールのみとなっています。

消毒に関しては施設によって対応は様々で、必ず入り口に消毒液は置いてあるものの、消毒しなくても何も言われないところもありますし、しないと注意される施設もあります。

館内にある冷水器は、通常通り使えるところがほとんどですが、直接飲むのを禁止してボトルに組むように指示しているところもありました。(ルネサンス)

また館内での食事は、どの施設も禁止されています。
(飲むことは大丈夫です。水に溶かしたプロテインを飲んで注意されたことはありません)

コロナ後のスポーツジム変更点② ロッカールーム・風呂

ロッカールームは1つおきに使えないように間引きしている施設がほとんどですが、していない施設もあります。

私は一度、間引きしすぎているのかロッカーの空きがなくて入場できない!というハプニングがありました。(ジムの中はガラガラだったんですけどね。)

ドライヤーも1つおきに使えないようしてあったり、ドライヤーそのものや椅子を撤去している施設が多かったです。

シャワーやお風呂は特に制限がないところがほとんどです。

ただしサウナはどの施設も人数制限がかかっていて、備え付けのシートやタオルは撤去されています。

コロナ後のスポーツジム変更点③ ジムエリア

ジムエリアでは、マスクを着けたまま運動を行います。

有酸素運動のマシンには、パーテーションやビニールカーテンで仕切りを作っているところがほとんどです。
用意できない場合は、一台置きに使用禁止にして、間引きして使用するシステムになっています。

筋トレマシンに関しては、施設によって対応がまちまちで、何も対策がないところと一部マシンを使用禁止にしたり、パーテーションを付けたりと対策をしているところと半々くらいでした。

マシンには使用後にマシンを拭くためのタオルが設置されているのが通常でしたが、どの施設も撤去されています。

その代わりに除菌ウエットティッシュや、ペーパータオルとアルコールスプレーが置いてあって、それを使って都度清掃する形になっています。(ルネサンスはウエットティッシュ、ティップネスは主にペーパータオル+スプレー)

もしくはマシンエリアの入り口にきれいなタオルが置いてあり、一人一枚それを持って使い、トレーニング後に返却するという形のところもあります。(主にコナミスポーツクラブ

ストレッチエリアは区切りができていたり、間隔を空けてストレッチマットが置いてあったり、ソーシャルディスタンスを作る工夫をしてあるところが多かったです。

コロナ後のスポーツジム変更点④ スタジオレッスン

スタジオレッスンが一番変わったところかな、と感じます。
どうしても人が集まって密になりやすいので、対策を講じた結果なのでしょうか。

スタジオではインストラクターも、会員もマスクをつけてレッスンを行います。

どの施設も、人数制限を行って従来の定員よりも少ない状態でレッスンを行っています。

また密にならないように、整理券を配ってその順番に入場したり、事前にスタジオ内での位置を予約したり、レッスン前に並ぶのを禁じたり、並ぶ際には間隔を空けて並ぶよう目印がついていたりします。
目印はスタジオ内にもついていて、その目印に従って位置すれば、ソーシャルディスタンスがとれるように工夫されています。

さらに換気を考えて、レッスンはドアを開けたまま行っています。

以下は施設によって変わるのですが

  • レッスンとレッスンの間を30分は空けて、換気をしっかり行う
  • 強度の高いレッスンは中止、もしくは時間を短縮
  • 使用する器具を、使用後に消毒する
  • 対面でのレッスンの禁止

といった工夫もされています。

コロナ後のスポーツジム変更点⑤ プール

一番変わらないのはプールでしょうか。

プールはマスクをしたまま泳げませんので、マスクは着用しなくても大丈夫です。

レッスンは人数制限がかかっているところが多いですが、開催されています。
インストラクターはマウスシールド(口元だけ覆っている透明マスク)をつけてレッスンを行っている方が多いようです。

泳いだり歩いたりする分には従来と変わらず、レーンが間引きされているということも見かけませんでした。

プールサイドにあるミストサウナを使用中止にしたり(ルネサンス)、採暖室を人数制限したり、という制限をしている施設もあります。

ジム会員のコロナ対策

以上、ジム側の対策をまとめましたが、今度は私たち会員はどうすればいいのでしょうか?

ジム会員のコロナ対策① マスクを必ず着用する

コロナ後で一番変わったのは「マスクを絶対につけないといけない」ということです。

マスクを着けていないと入館できないですし、運動もできません。

逆に言うと、マスクさえ着けていればあとは従来と変わらないなあっていうのが正直な感想です。

ジム会員のコロナ対策② 密を避けた行動をする

ジム側も徹底して密を避けるよう、対策を講じていますが、私たち自身もそれを心がけて行動したいものですね。

例えば、スタジオやロッカールームなどではきちんと距離をとり、かたまっておしゃべりをするなどの行動をしないようにしたり、混雑しやすい時間帯を避けて来館したり・・・という工夫が必要です。

混雑に関しては、コロナをきっかけにホームページ上で確認をできるようになったジムが多いです。
ぜひ事前に確認して、可能な限り混雑する時間帯を避けての利用を心がけましょう。

大手ジムの混雑確認方法
  • ティップネス・・・会員サイトitepnessに掲載(現在の状況を5段階で色別表示、別途曜日・時間別に3か月ごとの平均も表示)
    ジム体験レポート(ティップネス)には、各店舗の混雑度グラフを掲載していますので、ご参考にどうぞ。
  • コナミスポーツクラブ・・・各店舗のホームページに掲載(現在の状況を、3段階でアイコン表示)
  • ルネサンス・・・各店舗のホームページに掲載(最近の状況をまとめたものを、曜日・時間別に3段階でアイコン表示)
  • ジョイフィット・・・会員用スマホアプリ「JOIFIT app」に掲載(現在の状況を「混雑」「空き」など言葉で表示)
  • オアシス・・・各店舗のホームページに掲載(館内利用率をロッカーの利用率をもとに、%で表示)

ジム会員のコロナ対策③ 無理をしない

自分自身の体調には気を使い、ちょっと体調が悪いかな?というときは無理をせず、休みましょう。
私が以前通っていたジム内には「休むという勇気も必要です!」と書かれていましたっけ。

特に今の時期は、自分のちょっとしたワガママが他人に迷惑をかけてしまう恐れがあります。

また息が上がってハァハァするほどの運動も、コロナ禍の今はあまり好ましいとは言えません。
強度を下げる、時間を短縮するなどの工夫をしたいものですね。

ジム会員のコロナ対策④ ルールを守ろう

ジム側がいくら対策をしても、会員である私たちがそれを守らなければ、意味をなさなくなってしまいます。

先にも書きましたが「自分だけならちょっとくらい・・・」という気持ちが、相手に迷惑をかけ、巡り巡ってコロナの感染者を出して、ジムが閉鎖・・・なんてことになりかねません。

ルールを守って、お互い気持ちよくジムを利用していきましょう!

スポーツジムでのコロナ感染、ここが危ない!?

スポーツジムでコロナは感染しているのか

ではスポーツジムでのコロナ感染は、実際のところどうなのでしょうか?

自粛期間前の2020年春頃は、スポーツジム利用者の中に感染者が出たり、それがクラスターに発展したりということがありました。

しかしそれはまだ感染対策が万全でなかったせいであって、高熱が出ているのにジムに来たり、気にせずに集団でおしゃべりをしたり・・・といったことが原因だったように思います。

これはあくまで個人的な意見なのですが、現在のスポーツジムはコロナ感染のリスクは高いわけではないように思います。

もちろん不特定多数の人間が来て活動している以上、リスクがないわけではありませんので、十分な注意が必要ですが。

スポーツジムでコロナ感染のリスクがある場所とは

スポーツジムはコロナ感染のリスクが高いとは思いませんが、気を付けたほうがいいと考えられる場所はあります。

それはロッカールームです。
(あくまで個人的な感想で、科学的な根拠があるわけではないので、参考程度に聞いてくださいね)

コロナに感染した場所や、クラスターが発生しているケースを見ていると、感染した人と近くにいる状態で、マスクを外して会話や食事など息を吸う行為をしていることが多いように思います。

ジム内でこのような状態になることはほとんどありません。

なぜならマスク着用は必須ですし、他の人とは距離をとるような対策が取られています。
もしもそれに反するようなことがあれば、スタッフに注意を受けます。

しかし、ロッカールームは、マスク着用が義務着けられていない場所であり、かつスタッフの目が届きにくい場所で、普通におしゃべりしている人が多いのです。

私が女性で、女性ロッカールームでの話なので、男性はそれほどおしゃべりなどはしていないかもしれませんが、状況としては同じです。

特にドライヤーをしながらおしゃべりをされると、飛沫が風で飛んできそうな気がして、気になります。

お風呂やサウナでもおしゃべりされている方はいらっしゃいますね。
もちろん会話はしないでください、といった貼り紙もされてはいますが。

プールもマスク着用禁止ですので、気を付けたいところですが、泳いでいる分には大丈夫かなぁと思います。

気になるのは、やはり会話ですね。
ウォーキングやプールレッスン中の会話、ジャグジーや採暖室に入りながらの会話は注意したほうがいいと思います。

まとめ

以上、コロナ前と後でスポーツジムで変わったと思うことをまとめました。

施設側は新型コロナウィルス感染症への対策を行っていて、新しいルールや設備が追加されました。
スタッフの方は器具の消毒をしたり、検温をしたり、以前より忙しそうに見えます。

しかし会員である私たちにとって大きく変わったのは「マスクの着用義務」くらいではないかな?と思います。
マスク着用での運動は息苦しくて大変ですが、以前と変わらず運動できることに感謝したいです。

スポーツジムを利用するにあたって、従来と比べて大きな変更はなく、コロナ感染のリスクも高くはないと個人的には感じています。

もちろん細かいところでは不便な点もあります。

特にスタジオレッスンを受けている方は、予約や整理券が必須になってめんどくさかったり、受けたいレッスンがなくなってしまったと嘆いている方も多いのではないでしょうか。

しかししばらくの間は、コロナの感染もなかなか止まらないように思えますので、この状態で我慢しなくてはいけないと思います。

新しくジムに入ってみたい人も、しばらくお休みしていた方も、新しいコロナ後のスタイルを受け入れて、ルールを守って、楽しいジムライフを送りましょう!

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