zen place pilates by basipilates麻布十番店 基本情報まとめ ＆体験レポート

様々なジム体験のレポートを書いておりますが、今回は初めてピラティス専門ジム「zen place pilates by basi pilates 麻布十番店」にお邪魔してきました。

ピラティスって興味あるけど、どんな感じなのかな～って思っている方にぜひ読んでほしいです♪

zen place pilates by basi pilates麻布十番店

※記事執筆時（2018年11月29日）時点での情報です

ピラティスとは

今回はブロガーさん向けのイベントで、インストラクターの先生が丁寧にご説明してくださいました。
私はピラティスが初めてだったので、大変参考になりました。

また参加者からの質問にも親切にお答えいただいています。
簡単にまとめましたので、ぜひシェアさせてください。

ピラティスとは一言で言えば「自分自身の体の再教育」と言えます。

ダイエットが目的でピラティスをされる方もいますが、そもそもそこに目的はありませんでした。
ピラティスとは、ドイツ人のジョセフ・H・ピラティスさんが、第一次世界大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発した運動です。

今までの生活や体の動かし方にはそれぞれ癖があるため、体には何らかの歪みが生じています。

ピラティスは背骨や骨盤を意識しながら動くことによって、その骨や内臓があるべき位置に戻していくことができます。
その結果姿勢が良くなったり、内臓の動きが良くなったり、体重が減る…などの効果があらわれます。

ですから、ダイエットというよりは

「体を正しく使い、正しい体に戻っていく」

ことが目的なんですね。
この目的が正しく果たせた結果、痩せたということになるというわけ。

ヨガとピラティスの違い

ピラティスはあくまでリハビリのための運動であり、
ヨガは運動のみでなく、文化や宗教も含んだもっと大きいカテゴリーになります。

ヨガとピラティスが良く比較されるのは、似た動きがあるせいでしょう。
それもそのはずで、ピラティスさんが運動を考えた際に、ヨガも参考にして動きを取り入れたからだそうです。

呼吸法にも違いがあり、ヨガは腹式呼吸であるのに対し、ピラティスは胸式呼吸となります。

ピラティススタイルとbasiピラティスの違い

ピラティスには流派がいくつかあり、大きく分けると3〜4つほどあるそうです。

ピラティススタイルとbasiピラティスは、同じピラティスですがその流派が違うとのこと。
ですので、同じピラティスといっても、レッスンの内容に違いがあります。

気になる方は体験レッスンを受けてみて、自分にしっくりくるピラティスを選んでみては。

basiピラティスの特徴

そのように流派がいくつかあるピラティスの中で、basiピラティスの特徴は何かというと、まず第一に「flow（フロー）」といって、動きを止めずに一連の流れとして行っていく、ということがあげられます。

またbasiピラティスのインストラクターは全員スタジオ専門の正社員であり、必ずbasiピラティスの資格者であるそうです。

月一回は勉強会を開き、海外を含め研修が多く、インストラクターの皆さんは常に研鑽されているそう。
とても本格的で熱意が感じられました。

ピラティスの効果

実際にどんな効果があるか、先生にお伺いしました。

基本的には姿勢矯正の効果が高いので、肩こり・猫背・腰痛・ストレートネック・O脚X脚などに対して、改善効果があります。

そして姿勢が良くなり、内臓があるべき正しい位置に戻ることによって、内臓機能がアップします。

内臓機能がアップすると…

• 肌がキレイになる
• 睡眠が良くなる
• 健康診断での数値が良くなる

といった効果が現れます。（現れ方は人によって違うのですが、実際にお客様にこういう効果が出ているそうです）

より深い効果を狙うのであれば、今回体験したグループレッスンのみではなく、プライベートレッスンを行うことも可能です。
リフォーマーと呼ばれる下記のような機械を使うことができ、これを使うとより楽に効果的に体の矯正が行えます。

ピラティスはどんな人にオススメ？

どの年齢層の人にオススメ？男性もできる？

ピラティスは女性が多くやっているイメージがありますが、実際は男性も多いとのこと。
このbasiピラティス麻布十番店でも、男性の割合は4割近くいるそうです。

また年齢層も幅広く、下はお子様からOKで、キッズピラティスのパッケージも用意されています。

上はなんと84歳の方が、こちらのスタジオには通ってきているとか。

どの年齢層にも対応していますが、中心の年齢層は30〜50代の方が多いそうです。

どんな目的の人にオススメ？

目的としてはダイエットされたい方はもちろん、姿勢改善効果が高いので、肩こり・猫背・腰痛・ストレートネック・O脚X脚などの体の歪みにお悩みの方にオススメします。

実際に通われている中では、怪我のリハビリをされたい方も多いとか。

また体の動きを良くする効果があることから、スポーツのパフォーマンスアップのために通われる方も多く、アスリートの方のほか、ゴルフをされている方が受講者にたくさんいるそうです。
ゴルフは腰痛になることが多く、その腰痛改善とパフォーマンスの改善と両方の効果が見込めます。

ヨガかピラティスか？と分けて考えられがちですが、ピラティスをやって体の扱い方を覚えながら、さらにヨガをすると、ヨガのポーズがしっかりと決まって、よりヨガの効率をあげることができるんだそうです。

ピラティス　体験レッスン

さて、いよいよピラティス体験レッスンです。

本日は初心者向けのグループレッスン。約15名ほどが参加しました。
ヨガマットにボールがセットされており、この上でピラティスをやっていきます。

こちらのbasiピラティス麻布十番店は、駅からものすごく近いので通うのにとても便利！

ビルの3階のワンフロアで、狭いですが窓から入る光もあり、明るく開放的なスタジオです。
壁はレンガ風で、スタジオの後ろ側には黒板でメッセージも書かれていて、洗練されていますが温かみのある空間でした。

呼吸は胸式呼吸

まず最初に呼吸の練習をします。

呼吸は鼻から息を吸ったときに胸を大きく膨らませる胸式呼吸で、口からゆっくりと吐いていきます。

吸う、吐くに合わせて動きを行なっていくのですが、うまくできないうちは逆になってしまっても構わないそうです。
ただ息を止めずに動かし続けてくださいとのことでした。

背骨と骨盤を意識しながらゆっくり動く

横になって「骨盤を床に平行にしてください」と言われたのですが、これがわかりませんでした。

そもそも自分の骨盤がどう傾いているかって感じられなくないですか？
私が自分の体に鈍感すぎるのかしら・・・。

先生に教えていただいて、少しお尻を床に押し付けるようにすると骨盤が床に平行になることがわかりました。

のちに整骨院の先生に聞いたのですが、私は反り腰のため、普通に床に寝ると骨盤が斜めになるため、お尻側を意識して下に下げないと平行にならないんだそうです。

ボールを肩甲骨や腰の下に当てて、骨盤を平行にしたままゆっくり動かしていくんですが、地味な動きなのにできなくてビックリ！
いかに自分の体が歪んでいるかを実感しました。

また横になっているだけなく、立って行う動きもありました。
背骨の一つ一つを意識しながら、背骨を曲げたり伸ばしたりする動きは、普段は意識しない自分の背骨がどう動き、体の中でどう繋がっているのかを意識する、新鮮な体験となりました。

このように、主に背骨や骨盤の位置や動きを意識しながら、ゆっくりと動かしていく動作が多かったです。

腹筋や体を丸めておきあがりこぶしのように起き上がるなど、できそうでできない動きが多くて、普段ジムに通い慣れていても、全く違う筋肉を使っているんだと痛感しました。

動きながらする瞑想

私にとっては初めての経験ばかりで、とにかく動きがわからない！
しかも横になっていることが多く、先生が見えません。

先生の言葉を一生懸命聞きながら、かつ自分の体の中にある骨の動き一つ一つにフォーカスしていくので、余計なことを考える余裕が一切ありませんでした！！

これは一つの瞑想状態と言えると思います。

瞑想というのは何も座禅を組んでやるばかりではありません。

雑念を消して、目の前のいま起こっていることにフォーカスすることですから、これも一つの立派な瞑想でしょう。

割といつも頭を働かせていて、何かを考えているタイプの人間なので、久しぶりにこのような集中状態に入りました。
終わった後に、とても頭もスッキリしたのが印象的でした。

まとめ

basiピラティスでの体験レッスンは、とても有意義なものでした！

正直、ヨガとあまり変わらないのではなと思っていたのですが、全く違いました。
（それは普段のヨガをやっている自分の姿勢が間違っているともいえますが）

普段あまり自分の体の骨の位置や動きに目を向けることなど全くしてこなかったので、ピラティスを通して体の内部にフォーカスして向かい合うのは新鮮な体験でした。

自分の体がいかに歪んでいて、正しく使えていないかがわかり、反省する部分が大きかったです。

何より指導してくださったChieko先生とMaya先生がとてもお綺麗で魅力的で「私もピラティスやったら、あんな素敵なボディになれるかしら」なんて思ってしまいました。
優しくご丁寧に指導してくださったお二人に感謝します。

なおbasiピラティスは体験レッスンをお安く受けられるキャンペーンをしていることが多いです！

一度経験されてみてはいかがでしょうか？

初めてジムにチャレンジされる方はもちろん、私のようにいろいろなジムをめぐってきた方も新鮮な驚きに出会えるのではないかと思います。