2019年1月23日に放送された、NTV系『スッキリ!』の正月太り解消SPにて、おからパウダーのダイエット効果を紹介していたので、まとめました。
さらにプラスアルファで、調べた情報も加えています。
ダイエットのご参考にお読みください。
奇跡の痩せホルモン「アディポネクチン」とは
今回奇跡の痩せホルモンとして取り上げられていたのは、「アディポネクチン」というホルモンです。
1996年大阪大学の研究により、発見されました。
様々な健康にいい効果があると言われているホルモンで、なんと
脂肪を燃焼させる働きがある
ことがわかっています。
基本的には、脂肪は運動をして体を動かさないと、燃えてくれませんよね。
でもこの「アディポネクチン」は、運動なしでも、運動したときと同様の脂肪燃焼効果がある、すごいホルモンなのです!
アディポネクチンを増やすには?
そんな嬉しいホルモン、どんどん出したいですよね?
そこで登場するのが「おからパウダー」です!
アディポネクチンを増やす成分①βコングリシニン
なぜかというと「大豆プロテイン(大豆タンパク質)」に含まれるβコングリシニンという成分が、アディポネクチンを増やすことがわかっているんですね。
大豆プロテインは、文字通り大豆に含まれていますので、大豆製品の摂取を増やせば、自然とアディポネクチンを増やすことができます。
中でもおからパウダーは、普段食べているヨーグルトや味噌汁にスプーン1杯入れればOKですので、お手軽に大豆プロテインを取り入れられるわけです。
番組ではおからパウダーを取り上げていましたが、大豆ならなんでもいいってことになりますね。
ただ若い女性は、大豆製品の取りすぎには注意です。
大豆イソフラボンも多くとることになり、女性ホルモンのバランスが崩れたり、下半身太りの原因になるとも言われています。
お手軽に大豆プロテインをとるのなら、ソイプロテインもいいのでは?と個人的には思います。
アディポネクチンを増やす成分②オメガ3脂肪酸
また他にもオメガ3系脂肪酸のαリノレン酸を多く含むものも、アディポネクチンを増やします。
例えば、亜麻、えごま、アブラナ、大豆、麻などの種子になります。
全て食用油になっているので、これらの油を積極的に食卓に取り入れてみましょう!
(アブラナはキャノーラ油です)
また、特に亜麻の種子に含まれる「セコイソラリシレジノール」という成分も、アディポネクチンの産生を高めるといわれています。
ですので、亜麻仁油を選ぶのがベストですね。
アディポネクチンを増やす成分③ノビレチン
沖縄県の名産品、シークワーサーに含まれるフラボノイドの一種「ノビレチン」も、アディポネクチンを増やすことがわかっています。
アディポネクチンと体型の関係
このアディポネクチン 、なんと脂肪細胞から分泌されているんです。
それで脂肪が燃焼されるなんて、不思議な感じなのですが・・・
そしてなぜか内臓脂肪が多ければ多いほど、アディポネクチンの分泌量が減ってしまうことが、研究でわかっています。
ですので、内臓脂肪が多い方は、残念ながらアディポネクチン による減量効果は少ないということになります。
内臓脂肪が多い方は、いわゆる「リンゴ体型」と言われ、下半身は細いが上半身に脂肪がつきやすいタイプ。
逆に「洋ナシ体型」と言われ、上半身は細いが下半身に脂肪がつきやすいタイプの方は、内臓脂肪より皮下脂肪が多いと言われています。
また「バナナ体型」という、手足がほっそりして下腹だけぽっこりしているタイプもあります。
アディポネクチンは、内臓脂肪が少ない洋ナシ体型やバナナ体型の方で多く分泌されると言えるでしょう。
まとめ
運動しなくても脂肪が燃える、奇跡のホルモン「アディポネクチン」。
大豆プロテインをとることによって、分泌が増えるので、お手軽に大豆プロテインが取れる「おからパウダー」がオススメです。
亜麻仁油も効果が高そうです。
内臓脂肪が少ない方がよく分泌されるそうなので、洋ナシ体型やバナナ体型の方はぜひ取り入れてみてくださいね。
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