【NHKあさイチ】40代から!生活がラクになる賢いカラダの使い方(7月22日)

【NHKあさイチ】40代から!生活がラクになる賢いカラダの使い方(7月22日)

2019年7月22日(月)放送NHK『あさイチ』は生活がラクになる! 賢いカラダの使い方の特集です。

「疲れやすい」、「疲れがとれない」・・・。
その原因は、カラダのムダな動きによる“ムダ疲れ”かもしれません。

そこで、ふだん何気なくしている動きをちょっと変えるだけで、ラク~に生活を送れるノウハウを、カラダのエキスパートたちが教えます。

タイガー・ウッズなど多くのプロアスリートを輩出している、アメリカの“最強スポーツ大学”からは、現役の五輪メダリストを指導している日本人トレーナーが一時帰国。

疲れにくいカラダにするための呼吸法を伝授します。

また、超一流のプロ野球選手や、ボクシングの世界チャンピオンを育てたトレーナーが、最小限の力で歩くコツを教えてくれます。
その秘密は、骨盤を上手に使う“駄々っ子”歩き!?

さらに、家事の手際を格段によくする魔法の“かけ声”や、古武術のノウハウを活用して筋肉に頼らずカラダを動かす極意など、すぐに役立つ情報をたっぷりお届けします。

プロ直伝!普段の動きを楽にする裏技

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理学療法士の岡田慎一郎さんが教えてくださいます。

古武術のノウハウを取り入れることで、体に負担のかからない動き方を伝授してもらいました。

重いカバンを持つ時のコツ

重いカバンを持つ時は、手の甲を上にして、腕にかけます。

すると、とっても楽に持てるんです!

手の向きを変えるだけで、力のかかり方が全く変わるんですね。

通常の手の向きでカバンを持つと、腕だけでカバンを支えることになります。

しかし手の甲を上に向けることで、背中の筋肉も使えるようになり、楽に荷物を持てるようになるのです。

ポイントは、少し肩を前に落として、背中の筋肉を伸ばすこと。
適度な張りが、背中の力が腕まで伝わっている証拠。

洗面所で楽になる動き

洗面所で顔を洗う時は、お尻を少し後ろに出す、または、高い椅子にちょこんと腰掛けるようにします。

すると腰が反ったり丸まったりせずに、前傾することができます。

そうすると疲れにくいのだそう。

この姿勢は科学的に見ても体にあっています。

東京大学教授 深代千之さんと一緒に行った実験によると、普通に腰を曲げた時は背中に極端に力かかっていることがわかりました。
背中の細い筋肉を使うので、疲れやすくなります。

お尻を突き出した姿勢は、背中には負担が少なく、代わりに太ももが使われていることがわかりました。
太ももは大きい筋肉なので、体が疲れにくくなります。

電車でよろけにくい裏技

引き続き深代千之さんが教えてくださいます。

電車では、揺れる方向に足を開けば、つり革につかまらなくても大丈夫なのだそうです!

電車が出発するときや、止まる時は、左右に揺れるので、足も左右に開きます。

一方、電車が走っている時は、前後に揺れるので、足も前後に広げましょう。

パソコン作業・台所作業の裏技

ヒジを90度にするとラクになるそうです!

椅子が低くて、肘が落ちるような形になると、その分肩が上がって疲れるそうです。

そこで椅子を調整して少しあげ、ひじを90度にすると言いそうです。

肘を90度にする時には、いったんリラックスしたから肩をあげた状態で計測してください。

台所の場合は椅子などで調整ができませんね。

その場合には、片足を曲げて体勢を低くして、肘が90度になるようにしましょう。

声の魔法で家事の効率アップ!

教えてくださるのは、朝日大学准教授の藤野良孝さんです。

大根おろしを楽にする魔法の言葉

大根おろしをする時には「サッ・サッ・サッ」と声を出すとラクになります。

3人の主婦の方に試してもらったところ、声を出さないときよりもずっと多く大根をおろすことができました。

Sの音は、頭の中で素早く動かそうという認識がされます。
そうすると、その通りに人間は動こうとするからだとか。

他にも窓拭きなどに使えるそうですよ。

自転車で使える魔法の魔法の言葉

自転車をこぐ時も「スッ」と声を出しながら漕ぎます。

すると同じ時間でも、距離が伸びたのです。

特に重要なポイントは小さい「ウ」。
体の内側に力を出すことができるのです。

坂道を上がるときは「グッ」がよりおすすめ。
濁音が入ることによって、より力が入るそうです。

体が柔軟になる魔法の言葉

体が柔軟になるのは、「ニャー」というかけ声。

これを言いながら前屈すると、皆さんよくできるようになりました。

かけ声の種類で効果が変わる

「ア」と「オ」は、エネルギーを外側に出す動作に適しています。

砲丸投げの選手が投げる瞬間「アー!!」ということがありますよね。
これは理にかなっています。

「イ」と「ウ」は、体の内側に力を入れる時に適しています。

日本では重いものを持つ時に、昔から「よいしょ」という掛け声をかけます。
これも理にかなったもの。

「よ」の音は、ものを持ち上げるぞという、心にスイッチを入れる役割。

「い」の音は、腹筋に力が入り、体に1本の軸ができるので、体がブレなくなります。

「しょ」の「オー」を意識すると、力を出し切れます。

よっこいしょ、やどっこいしょ、も同様です。

重い荷物を持つのに最も効果的な掛け声

朝日大学准教授の藤野良孝さんに、ものを持ち上げるのに最も効果的な掛け声を作ってもらったところ、それは

「スーッ イヤァァァ」

でした。

スタジオでは、ゲストの吉田沙保里さんがこの掛け声を使って、重いダンボールを持ち上げていましたよ!

野菜を切るときのかけ声

キャベツの千切りや、長ネギの小口切りなどをする場合、「トントン」という掛け声がグッド。

この掛け声により一定のリズムが整い、均等の幅になり、程よい力加減で切れるそうです。

骨盤の動きで疲れにくいカラダに

スポーツトレーナーの手塚一志さんが教えてくださいます。

手塚さんの指導のもと、有名アスリートの方達が体をラクに使えるようになったそうですよ。

疲れやすい主婦の方の歩き方を、手塚さんがチェックしたところ、「骨盤が固まっていた」といいます。

骨盤の中にあり、仙骨と腸骨の間にある「仙腸関節」が固まって動きづらくなっているのだそう。

これが上手に動けば体全体の動きがスムーズになるので、少ない力で体を動かすようにできるとか。

骨盤ツイストで仙腸関節を動かす

椅子に片手をつき、少し重心を乗せながら、片足ずつツイストさせる動きを行います。

ポイントは、体の内側・外側とつま先・膝を180度動かすこと。

この動きで仙腸関節が柔らかくなるそうです。

1日1回、片足10秒ずつ行います。

慣れてきたら、つま先を宙に浮かせてやると、より効果的です。

だだっ子の動きで全身連動

子供がだだをこねるように、上半身を左右にくねらせます。

ポイントは上半身をリラックスさせて、腰だけを動かすこと。
腰の幅は変えずに、骨盤を斜め前に突き出すようにふります。

この時、腰が横に広がるように動かしてはいけません。

さらにそれに膝も動かしていきます。

疲れない歩き方

このだだっ子の動きをしながら歩きます。

すると疲れにくい歩き方になります。

ポイントとしては、地面にまっすぐ線があることをイメージして、そこにかかとをのせる感じで歩くと言いそうですよ。

疲れない!スタンフォード式呼吸法

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スタンフォード大学の山田知生さんが教えてくださいます。

その名も「IAP呼吸法」。(Intra Abdominal Pressure)

この呼吸法で体がラクになり、腰痛も減るのだとか。

息を吐く時もできるだけ圧を保ったまま、イメージとしてはお腹が膨らんだまま、息を「フー」とて吐くイメージです。

息を吸う時にお腹を膨らませるのは腹式呼吸と同じですが、息を吐く時もお腹を膨らませたままなのが、違うところ。

こうすることによって、お腹の中の圧力が高まり、体を支える脊髄が安定して、疲れにくい体になるのだそう。

具体的なやり方は以下の通り。

  1. 椅子に腰掛けて、お腹(腰の上の骨がない部分)を手で軽く押さえます。
  2. 4秒間かけて、鼻から息をゆっくり吸います。
    この時に、手でお腹の膨らみを感じられればOK。最初は少しでもいいそうです。
  3. 次に6秒かけて、鼻からゆっくり息を吐きます。
    この時、お腹は膨らんだままにするのがポイント。
    肩が上がらないようにしましょう。
  4. この呼吸を8回、朝・昼・晩に行います。

体が安定するだけでなく、リラックス効果もあるそうです。