【NHKあさイチ】心も体も元気に!日記のパワー(7月30日)

【NHKあさイチ】心も体も元気に!日記のパワー(7月30日)

2019年7月31日(水)放送NHK『あさイチ』では、大人の日記について特集しました。

いま、「日記」に秘められたパワーが改めて注目されています。

単に日々の出来事を記録するだけではなく、ちょっとしたコツを押さえて書くことで、前向きになれたり、健康にもなれたりするなど、驚きの効果があるというのです。

例えば、2人の子どもの育児に追われていた女性は、育児日記に“あること”を書き続けたところ、子育てのイライラやストレスが軽減したといいます。

また、仕事や家庭で悩みを抱えていた女性は、日記のなかでとにか自分を褒めたところ、心にゆとりを持てて、夫婦関係もよくなったといいます。

さらに日記の力は、いま医療の現場でも取り入れられています。
心臓の血管に病気を抱えていた男性は、医師にすすめられて、日々の感情をストレートに日記に書き続けたところ、高かった血圧が低くなったというのです。

でも、日記といえば、「三日坊主」の象徴。せっかく書き始めても、なかなか続けられない人も多いですよね。でも、ご安心ください。今回は、「たった1文でもOK」な、簡単で効果的な日記の書き方もご紹介します。

子育て支えた育児日記

2児の母である、戸田千紘さんの子育てを支えた育児日記。

単に体調などを記録するだけでなく、成長を感じる瞬間や、微笑ましいエピソードを書いています。

現在は保育園の連絡帳を使って記録を続けています。

忙しいと忘れてしまいがちな、日常のささやかな喜びを思い出させてくれ、自分を元気にしてくれるのが日記なんです。

たまに読み返すと、イライラとか毎日しんどい気持ちをスーと下げてくれ、我が子可愛さを再認識するそう。

戸田さんは子供が大きくなったらこの日記を見せて、ささやかな幸せの記憶を親子で共有したいとのことです。

ユニークな日記

小学校教員である、福井裕子さんはユニークな日記をつけています。

この日記によって、自分で自分を励ませるようになったと言います。

その日記は「褒める日記」。
毎日一つは自分を褒める日記を書くのです。

たとえ失敗したり、嫌なことがあっても褒めることを見つけるのが、この日記のポイント。

プラスのことを書くと、プラスの言葉が使えるようになり、自分を褒めたら、幸せになって元気になってくると福井さんは言います。

心のゆとりがまし、夫婦関係も良好に。
旦那さん曰く「ありがとう」と言ってくれる回数が増えたとか。

日記療法

精神科医 宗未来さんが解説してくださいます。

日記で自分を褒めることはとても効果があります。
脳の報酬系を活性化し、快楽物質であるドーパミンな度が出ることで、やる気を増したり、喜びが増すことがわかっています。

SNSなどに辛かったことや楽しかったことを書くのも気分転換としては、日記同様いいのですが、人目に触れるものだとですので、トラブルが起きることもあるので気をつけましょう。

より深い部分のことを書くには、日記をつけるのもいいと思います。

宗さんの病院では、気持ちを落ち着ける手段として「日記療法」を取り入れています。

一つ一つの出来事に対して、自分がどう思ったのか、感情をありのままに書いて行く日記です。

怒りやストレスがある場合、それがどこから来ているか書き、より深く心を見つめていきます。

これを行なった男性は、怒りっぽい性格が収まり、だんだん弱音を素直に書けるようになりました。

すると、以前は160もあった血圧が120台にまで低下したのです!

これは日記によって「怒りの無意味化」が起こったと考えられます。

怒りの裏には、隠された感情が隠れていると、心理学では考えています。
不安、寂しい、情けない、悲しいなど。

先の血圧が下がった男性の場合でいうと、仕事のストレスが妻にわかってもらえず悲しい気持ちに、怒りでフタをしていました。

この悲しい気持ちに、日記を通じて気づくことで、怒りでフタをする意味がなくなり、怒りが消えていったと考えられます。
そして結果として血圧も下がったと考えられます。

心が整う日記のポイント

心が整う日記のポイントは、喜怒哀楽を入れること。

書き方やタイミングは自由で構いません。
手書きより、タイピングがいいという方はそれでも大丈夫。

また、今日のことでなくてもOK。
昔の楽しかった思い出を綴ったり、ネガティブな気持ちをありのままに見るのも大丈夫。

そして無理はしすぎないこと。
自分の感情にありのままに向き合うのは、結構辛いことなので、無理はしないでおきましょう。

とっても簡単!一行日記

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保田みどりさんが取り組んでいるのは「一行日記」。

喜怒哀楽など、自分の心が動いた場面を書くのがポイント。

さらに気づきと対処を書きます。
例えば「友達とバス停で待つイライラを深呼吸で手放す」のように。

良いことがあった時、嫌なことがあった時、どう対応できれば折り合いがつけられるのか、日記に経験を積み重ねて行くのです。

マイナスなことをプラスに考えたり、上手に諦めるというか、受け流すこともできるようになったと保田さんは言います。

一行日記でどんな効果があるのか、1日1行マインドフルネス日記の著者である、精神科医の藤井英雄さんに曰く、自分の気持ちを俯瞰して見ることができ、
ストレスによって動いてしまった心を、平常心にすぐに戻せる効果があるそうです。